この日記

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ミルクボーイは、人間の輪郭を描いている

メモ程度に、少しずつ書いていきます。
相変わらずミルクボーイのことを考えています。

それと同時に、いきなり脇道にそれますが。
僕の昔からの知り合いが絵を描いていまして、最近その人のイラストが本の挿し絵に使われることがありました。
その人の描く絵は確かに巧くて、なるほどここまで行けば、仕事になっていくのだなと思いました。
と、考えていくと、人を描くというのは大事なことだなと。 人のかたち、輪郭を描くというのは、とても初心者には難しいことで、僕なんかは予備校時代を思い出すと全然絵が描けなかったなと、思い出しました。

何を言いたいかと言うと、人の輪郭を描くことは大変に難しくて、それを描けて、リアリティーがあれば、それで感動できるものなんだと思いまして。


そういった創作、またはここでの批評でも、そのようなものを書きたいと思った次第です。

例えばミルクボーイの漫才であっても、僕が以前からこのブログで書いているように、人間を描いているから笑えるのだと思うんですね。ミルクボーイの場合、具体的に言うと、矛盾を抱えていることが、人間の輪郭の1つなんです。

人間が楽しようと思うからコーンフレークは発明されて、でも人間はそのコーンフレークをやっつけ飯だなあ、とどこかで思ってる。この矛盾が生きるということなんじゃないか。そのことを言葉として残し、距離をもって見つめるところにこそ、人間の業の肯定がある。ひいてはそれが人間の輪郭を、浮かび上がらしている。


と、思ったことを書きました。
本当は、ナンバーガールライブ配信を見ていて、
『忘れてた 君の輪郭をちょっと思い出したりしてみた』
という歌詞を聴いて泣いてしまって、それもちょっと関係あるかなと思っていました。