干刈あがた『ウホッホ探検隊』を読んでいる。 この小説では、主人公である母は、「君はあのとき、~をしていたね」というふうに息子が主体のように息子を観察している。「私は」という一人称の語りでもないし、「その男は」という三人称でもない。その時に語…
吉本隆明『心的現象論 本論』を読んでいる。 初めの五ページ、人間の眼についての文章。 ここでは、眼は、明るい室内から暗い室内に入ったとき、最初は何も見えないが、だんだん目が慣れてきて、その空間の物の配置も見えてくる。これは何故なのか?というこ…
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